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Message
書くことで、心癒される時間を

青い海、青い風、​美しい文字 

 

「Blue blue Letters」は、海が大好きなわたしの、大海の波間を流れるごとく進むヨットのようにペンを走らせたいという思いを込めたブランドネームです。

カリグラフィーと出会い、手書きへの探究心の赴くまま、モダンカリグラフィーからボタニカル水彩、トラディショナルカリグラフィーへと表現の幅を広げてきました。ガーデンフラワーとのコーディネート、フォトスタイリングのスキルを組み合わせ、見る人の心を癒す、美しい文字のある心地よいシーンとともに、温かさの伝わる手書きの世界を提案しています。

 

オリジナル書体「Blue's Style」

 

わたしの文字スタイル「Blue’s Style」は、ポインテッドペン(先端の尖った金属のペン先)で書くカッパープレート体をベースに、波に乗るように、風に吹かれるようにウェービーな流れをもたせたモダンアレンジです。シンプルでありながらエレガントでクラッシーなムードをたたえた、読みやすい書体を目指しています。優しい朝の風にそよぐような、相手の心に柔らかく溶け込むようなイメージで、花や贈り物に添えるのにぴったりです。

 

心も整う、「書くメディテーション」

 

カリグラフィーには、美しい文字が書けるようになるだけではなく、もう一つ素晴らしいギフトがあります。それは、心が整い、同時に心華やぐ、書いている時間そのもの。ペンを持って紙に向き合う静かな時間は、まるで書くメディテーション。日頃抱えているものを一度リセットして、ご自身の心地よい流れを取り戻す時間です。わたし自身、文字を書いているときはいつも、海に抱かれるように心が穏やかになります。日々忙しく一生懸命なあなたにとって、カリグラフィーは自分を癒し、リフレッシュする大切なスキルにもなることでしょう。

 

書くときの「呼吸」

 

ペンを持ち、紙に向き合ったら、姿勢を整え、深呼吸をしてから書き始めます。すぅっと吸って、静かに吐きながら、ひと筆、また息を吸って、吐きながらひと筆、とじっくり書き進めていきます。たとえ一本の線でも、新鮮な酸素が指先からペン先を伝わって、ストロークに届くように書き進めている間に、心が整っていく感覚を覚えます。そして、ひとしきり書き終えたら、気持ちもすっきり、心が満たされて、幸せな気持ちになれるのです。

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花と絵とディスプレイと

暮らしの中に息づく花たちの姿

 

思い出すのは、家族でドイツ在住の頃に目にした、窓辺に花を絶やさず飾り、庭にもたくさんの花を植えて楽しむ現地の人たちの姿です。中学生だったわたしには、インテリアの知識はまだなかったけれど、どの家の窓辺も競うようにドレープカーテンと季節の花で彩られ、個性的で美しく、見て歩くのが楽しかったことを覚えています。そんな影響もあり、わたしは今でも無造作に束ねられた旬の花が好き。日々の暮らしの中で目にするナチュラルな花姿の、小さな変化の瞬間に心奪われます。

 

一瞬一瞬を生きる花とのセッション

 

昨日まで蕾だった庭のパンジー​が、一気に咲いた時。通りかかった花屋さんの店先で、シックな色合いのガーベラと出会った時。リビングの窓辺のモンステラから、新芽が顔を出しているのを見つけた時。花たちの持つ生命力にはっとして、手元に置いて眺め​て​いると、添えたい言葉が浮かんできます。一瞬一瞬を生きる自然の花たちとの、一期一会のセッション。ペンと紙とインクを取り出して一文字ずつ丁寧に綴り、そっと花に添えます。花が喜んでいるように見え、思わず笑みがこぼれます。

 

水彩画と文字の織りなす世界

 

旬の花たちの美しい姿に、絵心がくすぐられることはありませんか。ボタニカルカリグラフィー®︎マスター講師として、その魅力をお伝えするのもわたしの仕事です。優しい色合いの水彩で色を重ね、グラデーションを味わいながら、花びらや蕾、葉や枝を柔らかく、しなやかに、瑞々しく表現します。初めから上手に描けなくても大丈夫。楽しむ気持ちがあれば、おのずと練習も楽しくなり、上達していきます。そこにカリグラフィーでメッセージを添えれば、世界に一つだけの素敵なギフトカードが完成します。

 

一瞬のシーンは宝物——フォトスタイリング

 

ディスプレイコーディネーターやディスプレイ講師の経験と技術を活かし、カリグラフィー作品のスタイリングと撮影も行っています。メインのカリグラフィーが映えるよう、花や小物のセレクト、シーンの演出、場所、時間など毎回設定したテーマに沿ってプランを作り、撮影します。スマートフォンでも撮影しますが、ミラーレスカメラの撮影にも力を入れています。レンズ越しに光を受けたシーンの新たな魅力を発見すべく、生き生きした瞬間を切り取ることに努めます。

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わたしが伝えたいもの

心華やぎ、整うひととき

 

手書きも花も、昔から人々の暮らしとともにあったもので、決して特別なことではありません。いつでもご自身のタイミングで、暮らしの中に取り入れることができるものです。若い方には、普段あまり触れることがないかもしれない、手書きや筆記体の魅力を、マチュア世代の方には、穏やかで豊かな時間を持つことで、疲れが癒され、心が整う素晴らしさを。手書きで言葉を綴ることの大切さを通して、「心華やぎ整うひととき」へとご案内することが、わたしの使命だと思っています。

 

豊かな「一生もののスキル」

 

カリグラフィー、花、水彩画、ディスプレイ、フォトスタイリング。わたしがこれまで一つ一つ積み重ねてきたことを組み合わせてお届けするのが、Blue blue Lettersのサービスです。カリグラフィーは、書き続けるほどに奥深さにはまり、様々な書体を学びたくなり、インクに凝ったりしたくなるかもしれません。興味の赴くままに、カメラの世界を深めることも、世界中のカリグラファーと交流することもできます。そこには、これまで知らなかった新たな楽しい世界が待っています。あなたの人生を豊かにしてくれる一生もののスキル。深くて広くて豊かな、カリグラフィージャーニーへの船出をご一緒できれば、幸いです。

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Profile

カリグラファー 美帆子 Mihoko

京都市出身。子どもの頃から絵を描くこと、英文字を書くことが大好き。 10代の2年間を暮らしたドイツ・ハンブルクで、上質なショーウィンドウディスプレイやテーブルコーディネート、フラワーアレンジメントがある暮らしに触れ、行く先々で美しい文字や手仕事の道具を目にしてきた経験が、現在の活動の原点となっている。 大学卒業後商社勤務を経て、ディスプレイデザイン業界に転職、商業施設の売場演出プランナー、ディスプレイコーディネーター、専門学校での講師等の経験を積む。 子育てを機に、自然豊かな暮らしを求めて奈良に「薪ストーブのある家」を建て、転居。こだわり抜いた家づくりの経験を活かして、暮らしのリビング・リフォームスタイリストとなる。

その傍らモダンカリグラフィーと出会い、手書き文字の美しさ、道具の取合せやスタイリッシュな世界観に魅了され、国内外のカリグラファーから指導を受け、鍛錬を重ねる。これまで培ったディスプレイ技術をミックスさせたフォトスタイリングも加えた表現を確立。廃れかけている手書き文化の継承、書くことで心が整い癒される効果を伝えつつ、カリグラフィーを通して「心を整え、心華やぐひととき」の提案を目指す。 現在、季節の花とカリグラフィーと「癒やされフォトスタイリング」作品制作、ボタニカルカリグラフィー®︎ ワークショップ、フローリストに特化したカリグラフィーレッスン等を展開。二級小型船舶操縦士、華道未生流師範。ヨットマンの父が命名した名の通り、ヨットに乗って波と風を感じるのが最大の癒し。

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