森の窓辺に、愛を込めて|クリスマスの花を彩るカリグラフィーワークショップ
こんばんは。
Blue blue Letters の Mihoko です。
不安定なお天気が続いていますが、それでも一雨ごとに朝晩の空気がひんやりして、秋が深まってきましたね。
先日10月23日(金)、フローリスト BRICK さんとのコラボレーション「花を彩るカリグラフィーワークショップ」を開催しました。早くも6回目となる今回も、一足早くクリスマス気分を堪能して、心満たされる幸せなひとときでした。
仕上がった作品はもちろんのこと、ご参加のみなさまの幸せいっぱいの笑顔が眩しくて、わたしは癒されっぱなしでした。
今回のテーマは、Noël encadré.
encadré は、フランス語で「額縁に入れた」という意味。額縁の中に、クリスマスをギュッと詰め込む。それが今回のコンセプトです。
森の中に佇む、小さな古い家。その窓辺に掲げられた、クリスマスリース。そんな一場面を思い描きました。香り豊かなヒバの葉や木の実たちをリースに仕立てて、カリグラフィーリボンでフレームに結びつけます。インテリアにもなる、大人シックなクリスマスオブジェを、みなさまとご一緒に手仕事で仕上げていきます。

会場は前回に引き続き、奈良のOKUNO さん。
午前はカリグラフィー、ランチを挟んで、午後はリース作りとスタイリングという盛りだくさんの内容でご案内しました。
カリグラフィーレッスン〜Cursive Writing
今回は、シルクリボンに文字を書くことに挑戦しました。リボンは、フレームにリースを結びつける、作品の大切な主役です。生地は、透け感のある極薄いシルク。絹織物独特のしなやかな艶々感が上質で品の良さを演出します。
文字は、初心者の方でも書きやすいように、筆記体のレクチャーから。お手本には、フランス語のクリスマス・フレーズをいくつかご用意しました。
柔らかく、透け感のある純白のシルク。その上で細く繊細な黒い文字が映えるように、レイアウトも考えながら、ひと息ひと筆。丁寧に一つづつストロークを綴っていくと......
なんと、初めての方でも、ここまでの仕上がり。

「カリグラフィーはまだ初めて間もなかったのですが、初心者の私でも楽しく参加できたのが良かったです」
「モダンカリグラフィーも、リボンに書くことも、お花も初めてづくし。ずっとドキドキでしたが、思い切って飛び込んで、本当によかったです。」
そんな嬉しいご感想をいただきました。
フラワーレッスン〜Christmas Wreath
和やかなランチタイムを挟んで、午後は花材選びから。
ヒバ、サンキライ、松ぼっくり、ユーカリ、ビバーナム……。BRICK さんがご用意くださった森の恵みの中から、お好みのものを選んでいただきます。この「選ぶ」時間は、このワークショップの醍醐味、一番賑やかです。ヒバの香りに包まれて、花材を順に手に取りながら、コーディネートをあれこれ考えて……心躍ります。
選んだ花材で丁寧にリースを仕立てていきます。仕上げは、文字を書いたシルクリボンをフレームに結びつけて、配置や角度を整えて、壁にハンギング。
仕上がりはまさに十人十色。束ね方も、リボンの結び方も、文字の表情も、それぞれ違う。その方らしさが、自然と滲み出るのがこのワークショップの豊かさです。

ご参加者さまは、カリグラフィーやフラワーが初めての方から、ご経験者さままでさまざま。そして、毎回続けてご参加くださる方もいらっしゃるほど、リピーターさまにも愛されているワークショップです。
ありがたいことに今回も、定員8名を超えるお申し込みをいただきました。
こちらは、リピーターさまのお声です。
「来る前からどんなのを作れるのか楽しみでした想像以上にステキでお二人のセンスにいつも感動してます今回もステキな時間をありがとうございました♡」
「ほとんど同じ花材で作ったにも関わらずまさに十人十色。個性があってどの作品も素敵でした。ありがとうございました。」
「いつも素敵な世界観にワクワクです!また次回もよろしくお願い致します」
来る前から楽しみ、素敵な世界観にワクワク!なんて、嬉しいことでしょう。
期待を裏切らないように(笑)、わたしも毎回ワクワクしながら企画しています。
BRICK さんとは、クリスマスの花材が市場に出始める真夏から打ち合わせを重ねて準備をしてきました。とはいえ、わたしはお花のプロではありません。わたしの取り留めもないような妄想を、冷静にきちんと形にしてくださる BRICK さんのお花の技術に助けていただいています。試行錯誤を重ねて、わたしたちにしか作り出せない唯一無二の作品をご提案しています。
わたしがアイデアを出すときに、こだわっているのは三つのこと。
・季節のお花の存在感と、カリグラフィーの存在感。合わせることで互いに引き立て合って、より美しさが増すこと。
・旬のテーマ性やカラー、トレンドを把握しておくこと。
・親しみやすくシンプルでも唯一無二のデザインであること。
デザインは、一見ありふれたものかもしれません。けれど、季節のお花は、その時その時で色合いも形も表情も違います。そこに手書きのカリグラフィーを添えることで、丁寧な手仕事から生まれる、たった一つの作品が現れます。このプロセスで生まれるものこそが、唯一無二だと思っています。

毎回、終了後にみなさまにご感想をお聞きするのですが、今回、とても嬉しかったメッセージがあります。
「先生方の愛がいっぱいでした。」
愛、感じていただけたなんて、最高です。これこそが、わたしが一番伝えたいことですから!
熱苦しくて、少々恥ずかしい言葉、「愛」。
文字を書く。花を束ねる。リボンを結ぶ。その一つひとつの時間に、気持ちを込めること。真夏から重ねてきた BRICK さんとの打ち合わせも、その一つです。
フラワー愛、カリグラフィー愛を持って、わたしたちは懸命にお伝えしました。
このひとときに集ってくださったみなさまお一人お一人が、幸せな時間を過ごしてくださっていたら、これ以上の幸せはありません。
次回は、2月を予定しています。
募集は、年明けの予定です。今回のように定員を超えるお申し込みをいただき、キャンセル待ちをしていただいても、お入りいただけない方がいらっしゃいます。本当に申し訳なく思っています。
ご興味のある方は、ぜひのぞいてみてくださいね。
この幸せいっぱいのループの中に、どうぞお越しください。
さて、まもなく季節は深まる秋からクリスマスへと向かっていきますね。
みなさまも、心あたたまる冬支度を。
Mihoko




