top of page

古の都、奈良の桜を愛でるひととき

更新日:4月29日

こんにちは

Blue blue LettersのMihokoです。



今年も美しく咲いた奈良・西ノ京の桜。
今年も美しく咲いた奈良・西ノ京の桜。


わたしがご案内しているボタニカルカリグラフィー®︎ワークショップは、現在大阪堺に2クラス、奈良に1クラスあります。この春、大阪堺クラスは4年目を迎え、毎月みなさまと心穏やかに季節の花を愛で描いて、カリグラフィーを楽しむ時間を過ごしています。


そんな熱心で温かなみなさまと、年に数回、スペシャルなワークショップを楽しみます。

これまで、ご一緒にシーリングスタンプやダイカットマシーンでカードを作ったり、奈良の筆屋を見学したり、山添村の古民家カフェで季節のお花のスケッチをしたりと、いつもとは違う、ちょっと特別な体験をみなさまにご案内してきました。


そしてこの春は、桜が満開の時に合わせて、スペシャルワークショップを。

わたしの住む奈良、西ノ京にお越しいただき、その名も「桜を愛でる会」を催しました。


満開の桜と近鉄特急、その向こうに薬師寺西塔。西ノ京の美しい風景です。
満開の桜と近鉄特急、その向こうに薬師寺西塔。西ノ京の美しい風景です。

みなさま、朝早くから大阪堺を出発して、奈良入り。

とはいえ、お車​ですと​第二阪奈道路を使えば1時間ほどでお越しいただけます。

おしゃべりしながらでしたら、あっという間ですね。


まず、最初に訪れたのは、行基菩薩ゆかりの古寺・喜光寺

朱塗りの南大門をくぐると、風にそよぐ枝垂桜が満開で出迎えてくれました。


喜光寺本堂と枝垂桜
喜光寺本堂と枝垂桜

お堂では、新たに修復された後背を背にした阿弥陀如来さまの姿。

穏やかな表情に心が洗われ、本日無事に集えたことに感謝。

静かに手を合わせてお詣りしてから、桜のスケッチを始めます。


さすが、みなさまボタニカル愛が深いだけあって、とてもお上手。

それぞれのデザインで、桜色を重ねて美しい桜を描いていきます。

ガラスペンでお好きなフレーズを文字入れしたら、今日の記念のカードが完成。


それぞれ素敵に仕上がった桜カード。奈良の筆「あかしや」や「呉竹」のカラーペンを使って。
それぞれ素敵に仕上がった桜カード。奈良の筆「あかしや」や「呉竹」のカラーペンを使って。

その後は、奈良のフレンチビストロ、ロワゾブリュさんのフレンチ弁当をいただいて

​(​パエリアとキッシュが美味!ワインがほしかった〜)

まったりした後は、世界遺産、薬師寺へ。


薬師寺では、NHK「新プロジェクトX」の番組の中で紹介された宮大工の石井棟梁ご本人から、東塔再建にまつわる秘話を直接伺うという稀有な機会に恵まれて、しばし、1300年前の古の都へタイムスリップ......


特別な作業場にもお邪魔し、石井棟梁自らが特殊なカンナで削ってくださった檜の木屑を受け取って、古の匠の技と魂を感じてそれはもう、感動的でした。


ラストは、春爛漫の風にそよぐ、本堂横の大きな桜を愛でました。


揺らぎ期のわたくしたち、日々様々な不調を抱えがちですが、穏やかな薬師如来さまに、何もかも癒されたかのように感じて......


おおらかで、どこまでも広い奈良の空の下、心豊かなひとときを過ごしました。


薬師寺の満開の桜
薬師寺の満開の桜

いかがでしょうか?

ちょっと特別感のある、大人の学びと癒しのワークショップでしょう。


今回の「桜を愛でる会」は、 わたし1人ではとても叶わないもの。素晴らしい友人たちのサポートあってこその実現でした。(RとM! いつもありがとう)


いつも、思うのですが、今日この日、この瞬間は当たり前ではない、一期一会のひとときを味わい感じ、互いに称えることこそ、ワークショップの醍醐味だと思っています。



喜光寺の枝垂桜に、「桜の花とともに」とフランス語で
喜光寺の枝垂桜に、「桜の花とともに」とフランス語で


まずは、ボタニカルカリグラフィー®︎ワークショップでお花を愛で、書いてみましょう。

定期ワークショップは、気軽に体験していただけます。

まもなく来月のワークショップのご案内も始まります。


ご一緒に、心華やぎ整うひとときを過ごしませんか。


bottom of page