ボタニカルカリグラフィー®︎ワークショップの魅力
- Mihoko Blue
- 5月21日
- 読了時間: 4分
こんにちは
Blue blue LettersのMihokoです。
5月ももう半ばを過ぎ、早くも季節はまさかの梅雨入り?のニュースが耳に飛び込んできました。初夏をもっと楽しんでいたいのに、昨今の気候変動により、穏やかで心地良い季節のなんと短いことでしょう。
そんな風に感じつつも、やはり花木たちはきちんとその季節に姿を見せてくれて、巡っていることを知らせてくれます。

今月のボタニカルカリグラフィー®︎ワークショップでは、初夏の爽やかな青い花、ブルースターをみなさまと愛でました。
淡い空色にくすんだピンクがほんのり美しいグラデーションの星型の花もかわいいのですが、産毛を纏ったうねりのあるシルエットの葉も魅力的。花房に光が当たると、ふわりと優しく輝きます。そんなブルースター、和名のルリトウワタとは、なるほど素敵なネーミングですよね。
わたしは、ボタニカルカリグラフィー®︎の講師ではありますが、ワークショップにおいてはみなさまの道先案内人だと思っています。もちろん、講師として、水彩の描き方や、カリグラフィーの技術、カードに仕上げるための手順やコツを惜しみなくお伝えします。ですが、ご参加のみなさまに応じてアレンジしながら、それぞれのご経験やお好み、個性を活かして楽しんでいただく、アドバイザーのスタンスを心がけています。
同じ花を見ていても、それぞれ見え方は違います。同じテキストを使って、同じように説明していても、それぞれ捉え方が違います。同じように描いていても、それぞれ現れる形、色合いが違います。ボタニカルも、カリグラフィーも、見事にそれぞれ個性的。
最後にみなさまの仕上がったカードを並べてみると、二つとして同じものはありません。
いつも全員の作品が出揃った時には、感嘆の声が上がります。それは、3時間ほど集中してワークに取り組み、完成したことの達成感、難しそうと思っていたことができた満足感とともに、互いの作品に感動する幸せなひとときです。

ここに集うメンバーは、ご継続くださっているリピーターさまを中心に、まだ始めて浅い方、初めて体験にお越しくださる方、長くカリグラフィーを習得されている方、絵のプロの方、様々なステージの方々がお越しになり、毎回変わります。初めましての方も、お久しぶりの方も、カードが仕上がる頃には、みなさま打ち解け、互いの作品を褒め称え、満面の笑顔。
例え、お手本のように描けなくても、思うように文字が決まらなくても、それを上回る幸福感を得てくださるのです。
これこそが、ワークショップの醍醐味です。
上手い下手ではないのです。
季節の花を、その美しさに気づき、愛でる心
描(書)いてみたいという、強い気持ち
そして、違いや個性を知って学び合うこと
この3つをお持ちの方は、立派なクリエイター、とても素敵な作品を作り出されます。
わたしも、ありがたいことに毎回ご一緒に感動しながら、学ばせていただいています。

一回完結のワークショップとはいえ、ボタニカル水彩とカリグラフィー題材が変わりますので、ご継続いただくことで、ご自身のメニューを増やし、スキルアップしていただくことができます。
もっと、深めたい方のために、ボタニカルカリグラフィー®︎ディプロマコースや、カリグラフィーレッスンもご案内しています。(カリグラフィーレッスンについては、また今度詳しくお話しますね。)
まずは、カリグラフィーの最初の一歩を、ボタニカルカリグラフィー®︎ワークショップから始めてみませんか。奈良と大阪堺でご一緒に高め合うお仲間を募集しています。ご遠方の方や、スケジュール調整が難しい方は個別オンラインでも承っています。詳しくはこちらから。

さあ、まもなく来月のワークショップのご案内をいたします。
夏の暑さを吹っ飛ばすような、涼感いっぱいのクールボタニカルはいかがでしょう。
どうぞお楽しみに!










