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ひと息ひと筆、カリグラフィーで紡いだ2025年の物語

更新日:1月2日

こんばんは。

Blue blue LettersのMihokoです。


2025年もいよいよ明日が大晦日となりました。

あなたにとって2025年は、どんな一年でしたでしょうか。

今年最後のブログは、わたしのこの一年を振り返りながら、心に残る出来事、そして来年への想いを綴りたいと思います。


今年一番ご好評いただいた、ブルースターのカード
今年一番ご好評いただいた、ブルースターのカード

初めての挑戦、新しい扉

今年は、わたしにとって「初めて」がたくさん詰まった一年でした。


フローリストのためのカリグラフィー講座

今年スタートさせた「フローリストのためのカリグラフィー講座」。

レッスンを重ねるたびに、生徒さんから「こんなに楽しいなんて!」「カリグラフィーの魅力にどんどんはまっていきます」という言葉をいただきました。

ますます熱心に向き合ってくださる生徒さんの姿を見て、もっとカリグラフィーの楽しさ、心が癒される効果を伝えたいと強く思うようになりました。


フローリストとのコラボワークショップ

そして、フローリストとのコラボワークショップも初めての試み。

ご参加のみなさまから毎回好評をいただき、気がつけば4ヶ月ごとの定期開催に至っています。森のシャンデリアを作った秋の日、揺れる灯りに浮かび上がる作品を見上げるみなさまの笑顔は、今でも目に焼き付いています。


カリグラファーとのコラボ

カリグラファーとのコラボでは、初めてスタイリングをお伝えするワークショップを開催しました。カリグラフィー作品をより印象的に写真に残すための工夫、スタイリングの楽しさを伝えることができた喜び。参加してくださった方々の「わたしにもこんなに素敵に撮れるなんて!」という驚きと笑顔が、何よりの励みになりました。


一期一会への感謝

これらの初めての挑戦で出会った多くの生徒さん、さらに長くご継続くださっている熱心なレギュラーメンバーの生徒さんからも、たくさんの刺激とパワーをいただきました。ワークショップのたびに一期一会の機会に恵まれたこと、心から感謝しています。


魅せるスタイリングをレクチャー中のわたし。熱心に聞き入るみなさまと。
魅せるスタイリングをレクチャー中のわたし。熱心に聞き入るみなさまと。

母との別れ、そして最後のカード

今年は同時に、人生で最も辛い別れも経験した年でした。

わたしは、5月に最愛の母を亡くしました。


その夜、突然思い立って

母が亡くなる前夜。母の意識がはっきりしているうちにと、突然思い立って一枚のカードを書きました。母が大好きなパープルのクレマチスを描いて、'Hope'と文字を添えて。

これまでの想いを込めて、夢中で仕上げました。


握りしめたカード

その数時間後、危篤の知らせを受けて、カードを握りしめて車を走らせました。

まだ意識のあった母に手渡して間もなく、母は、わたしの目を一度だけ見つめて旅立ってしまいました。

わたしはそのカードをそっと棺に入れて、天国へと見送りました。


母に最期に手渡したカード
母に最期に手渡したカード

カリグラフィーに救われて

それからは、度々深い喪失感と悲しみに襲われました。

でも、その度に母を思い、カリグラフィーに集中することで心が穏やかになり、癒され、慰められました


ペンを持ち、インクをつけ、ひと息、ひと筆。

その繰り返しが、わたしの呼吸を整え、新鮮な空気を心身に巡らせてくれたのです。書く度に心が穏やかに、落ち着いていくのを感じていました。


見つかった、カードの束

その後、母の部屋を片付けていると、これまでわたしが母に贈ったカードが出てきたのです。まだカリグラフィーを始めたばかりの頃から、直近の母の日に贈ったものまで。たくさんのカードが束ねられて出てきたのです。


母も書道を嗜み、庭で薔薇などの花を愛でていましたので、わたしがカリグラフィーや花をモチーフに描いたり、スタイリングしたりするのを、いつも応援してくれていました。


母の筆で書いた掛け軸

母の愛用していた筆で、お茶会のための掛け軸を書いたことも、今年の忘れられない思い出です。

Éternité(永遠) ── その文字に、母への想いも込めて書きました。

大切な友人たちを迎えるために、母の筆を通して、母の力を借りて精一杯の表現。それは、母がまだそこにいてくれるような、不思議な温もりを感じる時間でした。


わたしの今の精一杯がギュッと詰まった一枚
わたしの今の精一杯がギュッと詰まった一枚

カリグラフィーに没頭した一年

気がつけば、わたしはこれまでにも増してカリグラフィーに没頭していました。

母を失い、12年間勤めた仕事も退職し、心身ともに疲弊していたにもかかわらず。

いえ、だからこそ。

わたしはカリグラフィーに向き合うことで、自らの心を癒し、息をし続けることができたのだと思います。


一人ではなかった

それは、わたし一人で完結しているのではありませんでした。

必ず誰かが側に寄り添ってくれていて、優しい愛情溢れる方々のお陰で、わたしは書き続け、想いを伝えるためにワークショップやレッスンを続けることができたのです。

生徒さんの笑顔。

コラボしてくださったスペシャリストの方々。

共に学ぶカリグラフィー仲間。

共感しながらサポートしてくださったメンター。

大好きな親友たち。

そして、このブログを読んでくださるみなさま。

カリグラフィーがあったこと、多くの方の支えがあったことへの感謝の気持ちでいっぱいになった年の瀬です。


Blue styleを深めていきます
Blue styleを深めていきます

来年への想い

来年は、カリグラフィーもスタイリングももっと鍛錬を重ねて、わたしのBlue Styleの世界に更なる磨きを掛けていきたいと思います。

母が応援してくれていた、この道。

多くの方が支えてくださる、この道。

もっと深く、もっと美しく、もっと心に響く作品を生み出していきたい。

そして、カリグラフィーの持つ癒しの力、人と人を繋ぐ力を、もっと多くの方に届けていきたいのです。


あなたへ

お忙しい年の瀬に、最後まで読んでくださってありがとうございます。

ここまで読んでくださったあなたは、とっても優しい素敵な方。

来年も、あなたとのご縁がさらに深まりますように。

どうぞ良いお年をお迎えくださいね。

2026年も、Blue blue Lettersをどうぞよろしくお願いいたします。


Blue blue Letters

Mihoko


With so much love. Thank you.
With so much love. Thank you.



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