深まる秋、カリグラフィーで心身ともに整う | ペン先に込める想いと新たな一歩
- Mihoko Blue
- 11月9日
- 読了時間: 4分
おはようございます。
Blue blue LettersのMihokoです。
街の中はクリスマスデコレーション一色になるこの季節。煌めく時期ですが、秋色がどんどん深まって一年で一番シックで美しい景色を味わうことができる時でもあります。
わたしの小さな庭の木々も実が熟れて、葉が色づき、見るたびにどんどん色合いが深まって、変化を感じて楽しいのです。秋生まれということもあって(実は、今日11月9日、ひとつ歳を重ねます)、この晩秋の時期は心も体も心地よく馴染んで、落ち着くのです。

人生の転機
わたしにとって一番落ち着く時なのですが、この秋、約12年間勤めたリフォームスタイリストの仕事を退職することになりました。残念ながら10月末で閉店することになったからです。これまで、お正月もお盆も関係なく365日シフト制で勤務し、夜や休みの日にカリグラフィーと集中的に向き合い、ワークショップ、レッスンをこなすという日々でした。
最愛の母との別れ
今年は、夏の初めに最愛の母を亡くし、これまでに感じたことのない喪失感と絶望感を同時に経験しました。なんとか日々こなせたのも、勤務していたおかげだったと思います。母を見送って二日後にはいつも通り勤務に戻り、淡々と粛々と日々の業務に勤しむことで、悲しみを紛らしていたのかもしれません。
この夏は、猛暑もあり十分に眠れず、体調も芳しくありませんでしたが、努めて人と接するようにして、外向きに体を動かしてきました。急速に秋が訪れ、環境が激変する中でも心身ともに崩れそうでしたが、なんとかやってこれました。
それは、カリグラフィーがあったからだと思います。

ペン先が解きほぐしてくれたもの
ペンをもち、そっとインクをつけ、呼吸を整えながら、ひと筆。またひと筆、と書き続けていくうちに、心がすうっと落ち着いていくのです。
自分の気持ちを文字で現すことに集中していると、悲しみも、辛いことも、面倒なことも、少し距離を取ることができるのです。完全に忘れることや消し去ることはできなくても、カリグラフィーのおかげで、解きほぐし、軽くすることができました。
カリグラフィーが運んでくれた幸せ
またそんな激動の状況でも、嬉しいこと、幸せだと感じることにもカリグラフィーのおかげで出会うことができました。
例えば:
プロフェッショナルとのコラボワークショップでご参加者さまにとても喜んでもらえて新たなご縁をいただいたこと
国内外のカリグラファーの方々とペンミートしたこと
親友とカリグラフィーを活かしたお茶会を企画(開催は来週。この素晴らしい企画が無事形にできたらまたこちらでご報告しますね)
などなど、新たな、わくわくする未知の世界を切り開くこともできました。

これからの道
これからは、カリグラフィーにもっと、時間と力を注ぐことができます。
さらに磨き上げる時間を持ち、ブラッシュアップに勤しみたいですし、カリグラフィーでもっと幸せの輪を広げていきたいので、レッスンなどお伝えする機会も内容をバージョンアップさせて増やしていきたいと思います。
そんな思いで、今の自分があることに感謝しつつ、これからのプランニングをしていきます。
深海から、光を感じる海原へ
そんな秋深まる今、ここにわたしはいます。
母のことを思わない日は未だありませんが、どうにか真っ暗な深海から少し浅い光を感じるところまで漂い戻ってきた感じです。
数十年前の今日、わたしをこの世に送り出してくれた母に感謝して、これからもわたしらしく、波に乗って青く広い海に抱かれながらカリグラフィージャーニーを楽しんでいきます。
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。





